東京都伝統工芸士認定 人形師:横山一彦氏
セットサイズ:横幅55×奥行30×高さ32(cm)
格式高き有職文様が織り込まれた衣裳のお雛様です。
有職文様は、平安時代以来、公家の衣裳や調度品の装飾に用いられた文様のことをいいます。
殿の衣裳には、窠中鴛鴦文(かちゅうえんのうおしどりもん)、姫の衣裳には、宝相唐草と雲立涌地剣菱丸の文様があしらわれています。
鴛鴦(おしどり)は仲むつまじいことから、夫婦の変わらぬ愛を象徴する鳥とされてきました。
また、雲立涌 (くもたてわく)柄は2本の曲線を用いて水蒸気が涌き立ちのぼっていく様子とされ、雲気が転じて運気が上昇するようにという願いが込められています。
木目を活かした飾り台や屏風は、お人形の美しさを一層引き立てます。洋間にも和室にもしっくりと馴染む、優しい雛人形飾りです。
お人形は人形師・横山一彦氏により、江戸時代から受け継がれた技術・技法を元に、生地の裁断から着せ付け、振付けまで手掛け制作しました。
※掲載画像について
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